貯筋

 どこかで見かけた造語の『貯筋』。

 初めて目にした時は『上手いこと言ったなぁ〜』と感心したものです。

 

 私ごとですが、中2の秋に運動部を辞めてからは、青春を音楽と中国語に捧げたので、同年代の青春=スポーツな方々に比べると、若い頃の貯筋は全くできていません。

 そのため、若い頃に重力による負荷も紫外線も大して受けていないので、骨が脆いかというとそうではなく、骨だけは頑丈な様です。

 まっ、これは遺伝的なものでしょう。

 

 社会人になってからも、職場でソフトボールに誘われたりしましたが、学生時代に経験していないスポーツが上手いはずがなく、その他バドミントンやテニスといったサークルに誘われたりもしましたが、どれも長続きしませんでした。

 

 だけども心のどこかに『体がなまってる危機感』みたいなものがあったのでしょう。

 今でも続いている運動の一つのサイクリングを始めたのが15年くらい前ですかね。

 今も昔も一人でてれぇ〜っと漕ぐのが好きです。

 

 いや、何が言いたいのかというと、若い頃蓄えた貯筋の量よりも、継続した積立貯筋が大事だよと。

 

 人間も含めた動物の体のスゴイところは『使っていることろは鍛えられる』ってこと。

 『当然だよぉ』と聞こえてきそうですが意に介さず続けます。

 何事も始めるのに遅いはないのです。

 

 金銭的にも時間的にも余裕があるならジムがオススメです。

 最近は24時間営業のジムも増えてますからね。

 初心者のうちは有料であってもパーソナルトレーナーに付いてもらって、運動器具の正しい理解とケガをしないための器具および体の使い方や姿勢を教えてもらいましょう。

 

 そういう余裕がない方は、出社前のラジオ体操、休憩時間のストレッチと腹式呼吸、就寝前のストレッチと腹式呼吸に少し息が上がるくらいの何かをプラスして習慣化できるような工夫をしましょう。

 少し息が上がるくらいの何かは、例えば、腕をしっかりと振って速めのウォーキングやジョギングや縄とびやスクワットなど、自身の生活スタイルや好みに合ったものを。

 習慣化できる工夫は人それぞれさまざまでしょうが、一緒にできる仲間を見つけるも良し、テンションの上がるウェアやシューズを買うも良し、日記をつけるも良し。

 ちなみに私は、スマホに記録させることと、日記をつけることがモチベーションになっています。

 

 今や『再生医療』という言葉が当たり前に使われるようになりましたが、我々の体は本来再生力を持っているのです。

 この力を活かすも活かさないも、我々の身体活動にかかっているのです。

 

 朝から体を動かすと、頭が冴えて気分が良くなりますよ。