Allergy

 今日は晴天に恵まれている新町界隈です。

 うららかなとでも表現したくなるようなお天気ですねぇ。

 お昼休みに院の窓全開で空気の入れ替えをしたいのですが、どこからか有機化合物臭が漂ってきているので諦めてブログ更新としました。

 

 さて、本日2月20日はなんと『アレルギーの日』だそうですよ。

 『なぜ?』と思った方はググってみてくださいね。

 このブログを書くにあたって、アレルギーのスペルを調べた時に『Allergy』だとわかったのですが、その発音たるや英語だと全然違うのです。

 日本の西洋医学の歴史からすれば当然なのですが、ドイツ語(Allergie)が近いですね。

 

 それはさておき、アレルギーと言えば多くの方が『アレルギー症状』や『アレルギー体質』のことを思い浮かべるのではないかと思いますが、その原因は様々ですね。

 

 ブログでも何度か触れたように私自身アレルギー体質なので、その辛さや苦しさは共感できます。

 昭和50年代の一般家庭には、『甲殻類アレルギー』なんて知識ありませんからね。

 親も兄弟も『なんで時々こんなになるかねぇ?』って、目や鼻や喉の粘膜が赤く腫れて痒くて苦しむグロッキーな次男坊を観て不思議に思っていたでしょう。

 また、結膜炎みたいな症状で眼科に行った時なんか、まぶたの中に軟膏塗られたりしたなぁ。

 それ以前から蕁麻疹はよく出ていたので、親としては食べ物が原因とは思いもよらなかったでしょうね、当時は。

 

 高校生の時には下校時に皮膚科に通院するほど、これまた原因不明の皮膚の爛れがあって、これはその後社会人になっても治りかけては再発を繰り返していたので、今でも傷痕が残っていますね。

 おかげで当時、熊本市内の皮膚科には詳しくなりました。

 

 それから20歳を過ぎて発症した花粉症。

 ある耳鼻咽喉科の先生からはレーザー手術を勧められるほど重度の数値が出ていました。

 当時の鼻炎薬は眠気がハンパなかったので、生産性落ちていただろうなぁ、勤務していたホテル。

 

 どれもこれも今思い返すと現在につながっているようでもあり、なんだか不思議な感じはしますけどね。

 

 それと同時に思い出すのが、とにかく待合室で待つ時間が長いのなんの。

 先生の処置は長くて10分あるかないかでしょう。

 予約制の病院でさえ、トータル1時間強は滞在していたと思います。

 

 具合が悪くなって、気分も塞ぎがちな状態で病院で過ごす1時間と、体質改善のため、健康増進のために歩いたり、ジョギングしたりする1時間とって、1時間の価値が違いますよねぇ。

 もちろん、鍼灸院で治療して過ごす1時間もおすすめです。

 

 予防医学よりも対処療法にお金をかける。

 新薬が発売されると飛び付く。

 国も個人も発想の転換期かもですね。