2017年最後の・・・

 みなさま大掃除や新年を迎える準備でいつもより慌ただしく過ごされていませんか。

 この時季だからこそ心穏やかに過ごしたいものですね。

 あれやこれやの『しなきゃならないこと』って、案外自分で自分をがんじがらめにしているかも。

 この際その『こだわり』を一つでも少なくするのもアリですよ。

 大掃除の時に出た処分するものと一緒にショブンしちゃいましょ。

 

 さて、本日12月30日は本年最終開院日であり、このブログも本年最後となります。

 不定期でしかも内容の薄い(内容のない?)このブログを忍耐強く読んでくださっているみなさまには心より感謝申し上げます。

 来年もブログを書かなきゃという使命感も義務感も責任感も感じないまま、特にこだわりも持たないままに書いていけたらなぁとですね。

 とは言っても、読んでくださっている方がいることは意識しながら、何かしら健康づくりや養生法として役にたつ内容をお届けしようと気持ちを新たにしています。

 

 自分なりに2017年を振り返ってみて、なんとも『不寛容』が独占したような年だったなと。

 我が国が一応一番の同盟国と思っている国のリーダー然り、その国よりも圧倒的にご近所な一党独裁の国のリーダー、旧体制に戻りつつある国の秘密警察出身のリーダーなどなど、枚挙にいとまがないくらい多数のリーダーの不寛容さによって、なんとも雰囲気の悪い世界になってしまいました。

 また、国内に目を転じると、大企業の何年にもわたる不正会計、車屋、鉄屋の様々なデータ改ざん、繰り返され過ぎて当たり前になりつつある談合問題、国、地方を問わない議員の体たらく、真実を伝えきれない、またその努力を惜しむマスメディア・・・

 

 来年こそはと祈り続けて早何年?

 いかんいかん、今年最後のブログを愚痴で埋めてしまっては。

 

 来年は、将棋界、囲碁界の“伝統を重んじつつも若手が躍進する姿”をお手本に、鍼灸や漢方といった東洋的伝統医学界も更に躍進できるように自己研鑽と自己練磨に努める年にします。とみなさまにお約束します。

 

 東洋医学も古典同様、長い風雪に耐え、淘汰されずに現代に残っていることが価値ある証拠です。

 これからも政治に頼らず、自由診療でも患者さんが来てくださる環境づくりとそのための創意工夫を怠らずに歩みを続ければ理解者は増えると確信しています。

 まずは我を知ることからですかね。

 人は人我は我、他業界は他業界。

 そして何よりも寛容になることですな。

 

 みなさま、どうぞ心穏やかに新しい年をお迎えください。