飲み合わせ

 今朝の霧はまさしく濃霧でしたね。

 太陽が昇り気温が上がるとともに晴れてくれて良かったですね。

 みなさんの心は晴れていますか。

 

 さてさて、11月も27日となり今週末には12月を迎えるわけで、職場によっては忘年会を終えた方もいらっしゃるかも知れませんが、何かにつけた飲み会が増える季節を迎えますね。

 『今月は忘年会もクリスマスも大晦日も飲まなんけん、他の飲み方ば減らそかねぇ。』なんてことは無いわけで、飲み方に行きたい気持ちを『断れない』という大義名分を出すことによって、家族も自分も納得させようとする浅はかな考えの大人が増える季節でもあります。

 

 もちろん、お酒は愉しく飲んだ方が三方良しなので、ご家族のみなさまは笑顔で『無事に帰ってきてね。』なんて心にも無い言葉を添えて送り出してくださいね。

 

 ただし、飲み会に参加されるご家族が何かしらの薬を服んでいる場合は上記のような送り出しはしちゃならんです。

 てか止めなんです。

 

 これは体調不良の原因究明を自己判断で下し、ドラッグストアで買った市販薬を服む場合は特にです。

 『前にもかぜ薬と酒ば飲んだばってん、どがんならんかったばい。』って言いよる人はロシアンルーレットと同じことばしよっとです(って言って聞かせてください)。

 

 中には、お医者さんに処方されたお薬を長期間服まれている方も多いと思いますが、年末年始にどうしてもお酒を愉しみたいのであれば、必ずお医者さんに相談してください。

 『相談すっと飲むとでけんていわるっけんせんばい。』じゃなかです。

 お医者さんも気持ちを汲んでくださるので、何かしらの解決方法を探してくれると思います。

 

 年末に向けて寒さが増し、容態が急変する高齢者も増える季節です。

 数の限られた救急車や救急医療のベッドは、病気やケガを防ぐことの困難なこどもやお年寄りや重い病気に苦しむ方に優先してほしいですよね。

 飲んでさるくことのできる健康体が、急性アルコール中毒や薬との飲み合わせで意識不明になって救急車を呼ぶなんてことは良識ある大人として防ぎたいですよね。事実防げますしね。

 そっと、お巡りさんにご面倒かくっともやめましょね。

 

 なんでもそうですけど『しておいてよかった』と『しておけばよかった』の二文字の差って後からは埋められんですよ。