隠れ〇〇

 暦の上では冬となりましたが、気温高めの日が続いている今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 今日のような雨空は、空気が乾燥しがちなこの季節にはありがたいですね。

 職場やご家庭において暖房が入り出す季節でもありますから、のどを痛めやすい方は早めのマスク着用でご自身の呼気による加湿を図ってください。

 

 さて、今年も『隠れ脱水』なるワードがニュースになる季節となりましたね。

 夏場の脱水予防は、熱中症を引き起こす原因ともなるため、ここ数年スーパーやドラッグストアでの過剰なまでの販促ポップやテレビCM等で意識高めの季節ですが、実は秋から冬にかけてが油断しやすいリスキーな季節なのです。

 

 のどの渇きを感じるのも個人差があり一概には言えませんが、年とともに感度が低下するのはやむなしなわけで、子どもが代謝も動きも活発なのに比べ、おじぃちゃんやおばぁちゃんはそのいずれも不活発なわけです。

 まして、生活の一部でも自立が困難になってしまった方は、適切な水分補給さえも困難になりがちです。

 

 大切なのは『のどの渇きを感じる前に口を潤すこと』であります。

 

 人間生きている以上は、呼吸、汗、排泄により水分が失われているので、出てったものは補わなんです。

 ただし水分とはいえ、不純物が多い清涼飲料水や缶コーヒーなどは摂取後血糖値が上がり、かえってのどを渇かせる結果となります。

 また添加物を無毒化し、体外に排泄するために肝臓や腎臓に余計な負担をかける結果となるため、なるべく水もしくはお茶などを摂るようにしたいですね。

 幸い熊本は、蛇口をひねればミネラルウォーターばりの水道水が飲める恵まれた都市でもありますから。

 

 職場のデスクや身の回り、おじぃちゃんやおばぁちゃんのお気に入りの場所のそばにペットボトルや水筒を置いとくとよかですよ。

 『すぐ手が届く』がミソです。

 逆に甘いものは『手が届かん』場所に置きましょう。

 

 肥満、高血圧、糖尿病・・・

 『隠れ』が頭につくものにはなおのこと注意が必要です。

 マージャンでいうところの『イーシャンテン』かな。