神無月

 今朝は冷え込みましたねェ。

 今日あたり毛布を干しておこうかと思うくらい冷えましたね。

 こんな朝は温かいお味噌汁やスープを飲んで、体を内側から温めて一日をスタートしたいですね。

 

 さて、早いもので今日から10月、神無月です。

 なぜ10月を“神無月”と言うのかは各々に調べていただくとして、前回も触れましたが、最高気温と最低気温の差が大きいこの季節、常日頃健康体の方でも調子を狂わせやすいので、持病をお持ちの方や虚弱体質な方は、なおのこと注意が必要ですね。

 

 ただし、ネガティブなことばかりではないのもこの季節。

 “体育の日”が制定されていることでもおわかりのとおり、体を動かすには最適とも言える季節ですよね。

 小さなお子様も、おじいちゃんやおばあちゃんも、熱中症の危険性はかなり低くなったので、その日の最高気温となる時間帯であっても、体を動かす前に水分を補給していれば、程よく汗ばむくらいの運動が可能ですね。

 この“体を動かすのに最適な季節”を活用して、生活の中に“程よい運動”を習慣化させてみてはいかがですか。

 

 なにも難しく考える必要はありません。

 また、“わざわざ感”を出す必要もありません。

 日常生活の中において“歩く時間”を作り出せばいいだけです。

 

 現代は“じつにさまざまな健康法”が提唱されていますが、どれもこれも自身の生活にフィットしていなければ“困難”と感じるし、そのための時間を“わざわざ”作らなければならないと感じてしまいますよね。

 

 なので、車やバイクで行っていたお店などに公共交通機関を使ってみるとか、自転車で行っていたそれを徒歩に変えるとか、行った先のお店ではエスカレーターやエレベーターを使わずに階段を上るとかですね。

 お勤めの方でも、出社時は1時間早めの公共交通機関を利用して混雑を避けつつ、早く着いた時間を最寄りのコンビニ(のイートインコーナー)やカフェで読書するなどして“知的な時間”を過ごして、退社時は徒歩で帰るとかですね。

 もちろん天気に左右されますが、ジムに入会金を納めて行かなくなるよりは経済的だと思いますよ。

 

 なぜ“歩き”にこだわるかと言うと、こだわりたくなるほど効果絶大だからです。

 歩くことで“太もも”や“お尻”を始めとする“大きな筋肉”が主に動くので、効率よく筋肉量を増やせ、その結果が体温上昇と消費エネルギーの増加につながり、“冷え”や“肥満”でお悩みの方にはうってつけです。

 また、“ふくらはぎ”は“第二の心臓”と呼ばれているとおり、血液もリンパ液も流れが良くなり、同時に老廃物の吸収も促されるので、結果“むくみ”や“肌荒れ”でお悩みの方には最適です。

 そして、当然のごとく“心肺機能”も上がるので、って書き出したらきりがないくらい体に良いんですョ。

 

 ただし、現在なにかしらの医療機関にかかり、なにかしらの薬を服んでいる方は、主治医の方への相談をされてから運動を始めることをおすすめします。

 

 八百万の神々も、出雲大社まで歩いて向かっているかもですね。