ストレス

 昨日から少し暑いというか湿度が高めのお天気ですが、みなさま蚊に刺されていませんか。

 私は昨夜刺されました。

 このブログは熊本のごく少数の方しか見ていないと思うので“蚊にかまれた”の方が馴染みいいですかね。

 しかし、この気温下でも子孫を残そうと奮闘する蚊には脱帽です。あやからないかんですね。

 ばってん、耳元で“ぷぅ〜ん”って蚊の飛ぶ音がすると“イラ”ってしますよねェ。

 

 さて、一度でも私と接した方はお気付きの通り“変なヤツ”なんですが、これでも少しは社会の波にもまれてというか、先輩方や親しくさせてもらった方々からの影響やアドバイスにより、変度合いにも変化が生じまして。

 こんな私でも無事結婚でき、家庭を持つこともできたわけですが、変はいささか残っておりまして。

 先日もかみさんに『オレ厄介な性格だからなァ』と呟いたら、『自覚してたの?』と言われる有り様でして。

 

 いや、わが子の性分というかキャラクターをそれぞれ観ていると“同じ両親(たぶん)から生まれたわりには違うな”と。

 “成分は同じだけど割合が違うのかな”とか、“やっぱお互いの親(子どもにとってのじぃちゃん、ばぁちゃん)の成分が入っているよな”とか、“それを言い出したらご先祖様すべての成分が混ざっているよねっ”てね。際限ない話になるわけですョ。

 

 なので、“持って生まれた個性(体質や容姿やらすべて)は決して両親からだけのものではないんだよ”と。

 “隔世遺伝”という言葉もあるくらいなのでね。

 何かに対して脆弱な部分も持っているのが人間だしね。

 完全無欠なんてありえないし。

 得手不得手ってあるでしょ、誰にでも。

 

 ただ、人間の素晴らしいところ(才能)は、この個性を生きていくために必要不可欠なものに変えられるってことろだと思うのです。

 

 誰にでも“得意なこと”、“好きなこと”は必ずあるし、その逆も必ずある。

 だから、得意なことを仕事に結びつけるための知恵を授けられればなァというのが親心でして。

 だって、苦手な嫌いなことを仕事にしちゃったら、それだけでストレスがかかるわけでしょ。

 だけど好きなことが変わるんだよなァ、子どもって。

 そこが実に悩ましいィ。

 

 でもですね、自分のことを思い返すと意外と小学生くらいの時に“今につながってるなァ”と感じるものがあるんです。私はね。

 なので、お父さん、お母さんは、わが子の将来を考える時に“食えるか食えないか”でアドバイスするのではなく、“この子の好きなことって何だっけ”から出発したアドバイスをした方がいいかもですね。

 だって、わが子の好きなことを一番知っているのは、他ならぬ親ですから。

 

 それと学校のテストの成績なんて気にせんちゃ良かですよ。

 テストはその時点で“その子がどこを理解して、どこが理解できていないのか”をわかるためのものであって、子どもや親がどうこうするものではなく、先生(教科担任)が授業を工夫するための材料です。

 点数の取れなかった子どもを叱る前に、理解させられない授業内容を反省し、工夫しろってことです。

 もちろん、子どもに“不正解だった問題のやり直しはした方がいいよ”くらいは言ってもいいとは思いますが。

 

 ストレスにも耐性がつくとは言うものの、ストレス発散方法が限られる未成年にとっては大人以上に大きな問題ですからね。

 親御さんは、お子さんをしっか見守ってくださいね。

 “見守る”んですよ、干渉しすぎちゃいかんですよ。

 

 かく言う私は・・・