いやぁ〜、しかし暑い(熱い)ですねぇ。
毎年同じことを言っているような気もしますが、しかし暑い。
そんな中、今週も朝倉市へ災害ボランティア活動に参加してきましたので、少し触れます。
『おぃおぃ、そんな毎週行って店は大丈夫とや?』って親兄弟から突っ込まれそうですが、『安心してください、やってますよ、他の日に』です。
つい先月まで金曜日を休院日にしていたせいもあり、金曜日に治療を希望される患者さんが少ないことや、いつも金曜日に来る患者さんが、今週はなぜか木曜日に来たりと、たまたまそうなったわけです。
ひょっよするとこのブログを読んでくださっていて、あえて木曜日に変更してくれたのかも知れませんね。
それはさておき、昨日は“朝倉市内の被災された住居兼店舗”での活動でした。
事前のオリエンテーションで、センターの方から『住居部分の活動のみです。店舗部分はしないでください。』と説明を受けていたので“床下の泥出し”、“裏庭の泥出し”や“玄関先の泥掃き”を行いました。
今回は男10名で作業を行ったのですが、結果“依頼内容未完了”のまま被災されたお宅を後にせざるを得ませんでした。
それぐらい作業は難航するのです、この暑さで。
とにかく“泥”は厄介です。
まず“重い”、そして床下となると屋内作業になるわけですが、被災されているため停電中であり、送風機や扇風機があったとしても電源が無いため“蒸し風呂の中での作業”に近いわけです。
また、裏庭や玄関先といった屋外作業も炎天下の作業となるため、思うように進まない。
“やる気はあるけど身体がついてこん”状態です。
午後になり、気温が最高に達する頃、風が出て来ると“気持ちいい”と思うと同時に表面の乾いた泥が吐き出す“土ぼこり”に悩まされる。
そんなこんなで、昨日もヘロヘロ状態で熊本に帰り着いたのでした。
災害ボランテイアに参加して感じることに“高校生までにこういった作業を効率よくやる方法を教えてもらえんどか?”ということです。
私事ですが、毎年の工業高校の体育祭で“俵運び”といった競技を経験したことがあります。
あるいは、組体操であったり、棒倒しであったり、クラスメイトと協力する“体力重視競技”は、思い返すと中学生の頃からやっているのです。
なので、中学校や高校の体育の時間を使って、陸上自衛隊OB、警察OBならびに消防OBの方々にご協力をいただき、例えば“土嚢の作り方”や“バケツリレー”のやり方を伝授してもらう。
中には『土嚢の作り方もバケツリレーも教わらんちゃやるっどが!』と言われる方もいるかも知れませんが、専門にされていた方々は“正しく疲れないやり方”をご存知のはず。
バケツリレーひとつ取っても、全員が同じ方向を向いて横並びになるのと、交互に相手に向かって横並びになるのでは、手際が違いますからね。
そういった基本的なことを学生時代に学び経験できる場があると、いろんな場面で活きると思うなぁ。
今週末もたくさんの方が朝倉市をはじめ被災された市町村へ災害ボランテイアに参加されることと思います。
参加される皆様の無事と被災された皆様が一日も早く元の生活に戻れることを祈念します。
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