富岡海水浴場

 非常に暑い(熱い?)日が続いていますが、みなさん体調崩されていませんか。

 こんなに暑い日が続くと笑っちゃいますね。

 朝、玄関先を掃いただけで“汗どばっ”ですもんねぇ。

 こんな夏の日は、どうしても海水浴場が恋しくなる私なのです。

 

 私事ですが、宮崎市南部の生まれでして、海水浴場へ行くには恵まれた環境に実家があります。

 と言うこともあって、若かりし頃遊びに行っていた熊本県内の海水浴場に対し『やっぱ海は宮崎ばぃ。太平洋の波が良かばぃ。』なんて、くまもとの海を下に見る生意気なヤツでした。過去はですね。

 ところが司馬遼太郎著『街道をゆく“島原・天草の諸道”』の影響で、今年の桜の季節に“富岡城跡”へ行ったことが、私の“くまもとの海”に対する誤った認識を正したのです。

 その後も“崎津集落”へ行き、その町並みを散策したり、“崎津教会”や“羊角湾”を観たら、すっかり天草ファンになっちゃいました。

 

 そんな天草への想いから、ある日突然末っ子が『うみにいきたい。』と言った時には、“富岡海水浴場”しか頭に浮かびませんでした。

 と言いながらも、同級生数名に『近場のおすすめ海水浴場教えて。』とLINEで問いかけたのですが、返信されたおすすめは無視して、富岡海水浴場へ行ったのでした。(ごめんよぉ、友よ)

 

 熊本市内からだと片道100㎞強あるので、渋滞してなくとも2時間30分はかかる富岡海水浴場。

 調子に乗って子どもと遊び過ぎると、帰路に睡魔と壮絶な戦いをしなければならないことはお忘れなく。

 だけどその時間をかけて行く価値は十分にある。

 そのまま東シナ海に続く“天草灘”の海水の透明度は、宮崎市内の海も及びません。私の知りうる限りではね。

 波消しブロック(岩)に囲まれて安全な海水浴場内で天然の魚を観察できるしね。

 ただ一つ残念だったことは、シャワー室が17時に閉められることと、2分100円で冷水しか出ないことかな。

 

 今年はあと何回海水浴に連れて行けるかわからないけど、ま1回連れい行きたいと言うより一人でも行きたい海水浴場でした。