わが家にも二人のお雛様がいます。
その二人ともが春から大学そして高校へと新しい環境に身を置くことになります。
そんな二人の父親としての心配は、新しい環境に慣れるまでの間、二人の身に起きるであろう心身のアンバランスです。
新しく築くことになるであろう生活環境と人間関係がストレスとなり、自律神経の調和を乱した結果が、肌荒れとして表れるのか、精神の不安定として表れるのか、または月経不順などとして表れるのか、はたまたその全てが表れるのかはわかりませんが、アンバランスを正常に戻すための準備はしておかなきゃと、鍼ともぐさの在庫確認にいそしむ年度末です。
この二人のように、毎年春は新しい環境に身を置かざるを得ない人が増える時期。
『キツぃ』、『疲れるゎ〜』や『今日行かんどこっかなぁ〜』などと愚痴ったり、ボヤいたりできるわが家のお雛様はまだ良いものの、小さいお子さん、おばあちゃんやおじいちゃんは、うまく言葉にできなかったり、家族に対して遠慮があったりで、ストレスが身体や行動の変化に表れる可能性があります。
そんな時に叱ったり、薬でなんとかしのごうとだけは決して思わないでくださいね。
自然が我々を包み込んでくれるように、寛大な心で受け入れてください。
自分で行きたいと思い、受験した大学や高校でさえ行きたくない日や嫌になる日があるのです。
ましてや本人は行きたくもない、家族の都合で日中預けられる場所なんてねぇ。
そんな想像をしてみるのも悪くはないでしょ。
今日の写真は、約1年半勤めたバイト先に制服その他を返却しに行った時に撮った次男坊です。
父親に似て、生まれた頃からアレルギー体質の彼なので、鼻がむずかゆい季節です。
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